LK Hjelle : デザインストーリーの核となるトレーサビリティ

ノルウェーの家具メーカー LK Hjelleは、名作Siesta Chairの特別な「all Norwegian」エディションを発表しました。安定して供給できるElmoの確かなトレーサビリティが、ノルウェー産の原皮のみを厳格に追跡できた結果、この特別なプロジェクトを可能にしました。

Images by: Pernille Münster

Ingemar Relling によって1965年にデザインされたSiesta Chairは、デザインや建築を愛するすべての人々にとって、いまやノルウェーの国家的至宝とも言える存在です。この夏、LK Hjelleは、ブラックとコニャックカラーのElmotiqueを張ったSiesta Classicの限定エディションを製作しました。それには、LK Hjelleに譲れない絶対の条件がありました。使用するレザーが「ノルウェー産の原皮」でなければならない、ということでした。

 

同社は、長年にわたりElmo社とパートナーシップを築いており、現在も幅広いElmoのレザーを採用しています。しかし、今回の特別なエディションにおいて、使用する革が「ノルウェー産の原皮である」ことを確実に保証できるという点が、この家具の持つストーリーを語る上で極めて重要な要素となったのです。

 

「私たちの願いは、ノルウェーのものづくりに貢献しノルウェーやスカンジナビアの地に息づく素晴らしい素材の価値を世に示すことです。」
LK Hjelle欧州セールス責任者Hilde Renate Sydhagen の言葉です。

「トレーサビリティは原産地を証明するための手段として語られがちですが、私たちにとって、それはanimal welfareを証明するためのものなのです。」「原皮がどこから来たのかを知ることで、その動物がどのように育てられたかを深く理解することができます。この確かな背景があるからこそ、私たちは自信を持って自らの素材を世に送り出すことができるのです。」 

Elmoでは、すべての原皮をその牛が育った農場まで遡って追跡することができます。1枚1枚の原皮に固有の識別番号が与えられ、製造工程のすべてにおいてロット情報と紐づけて管理されます。これにより、ノルウェー産の原皮だけを完全に分離したまま、最終的な仕上げレザーへと加工することが可能になるのです。

 

「トレーサビリティは原産地を証明するための手段として語られがちですが、私たちにとって、それはanimal welfareを証明するためのものなのです。」「原皮がどこから来たのかを知ることで、その動物がどのように育てられたかを深く理解することができます。この確かな背景があるからこそ、私たちは自信を持って自らの素材を世に送り出すことができるのです。」 このように、マーケティング責任者のJimmy Ahlgrenは説明します。

私たちの願いは、ノルウェーのものづくりに貢献しノルウェーやスカンジナビアの地に息づく素晴らしい素材の価値を世に示すことです。

原皮の産地は、その品質をも大きく左右します。ノルウェー産の原皮は、世界中の他の地域と比べて天然のナチュラルマークが非常に少ないことで古くから高く評価されてきました。そのため、素材そのものの美しさがそのまま活かされるアニリンレザーのような最高級のプレミアムレザーに最も適しているのです。

 

「ノルウェーの畜産農家は、何世代にもわたり、高い意識を持ってanimal welfareに取り組んできました。放牧地での有刺鉄線の使用は古くから制限されており、牛たちは常に清潔な環境で育てられているため、肌に傷が残ることは滅多にありません。こうした丁寧な環境づくりがあるからこそ、私たちは格別な美しさを持つ原皮を調達でき、最高級のクオリティへと仕立てられる上質な素材を、数多く確保することができるのです。」と、生産責任者のPer Amourは説明します。

 

厳格な選別を経て選ばれた最高峰の原皮だけが、時代を超えて愛される名作の風格を支えることができます。Siestaのこの限定モデルは、デザイン、素材、そしてそこに紡がれる物語のすべてが、ノルウェーという同じ大地に深く根を下ろしているからこそ完成した、唯一無二の椅子なのです。